こんにちは! けい(Twitter)です。
今回はラジオを簡単に組み立てることができるキット、「はこらじ」を作っていきたいと思います。
目次
はこらじの紹介
「はこらじ」は、「Elekit」が発売している商品です。
「Elekit」はSTEAM教育を促進するようなプロダクトを沢山作っている会社です。
「Elekit」の紹介ページに以下のように記載されています。
「AM/FM はこらじ」は部品を差し込んで組み立てるラジオ工作キットです。
基板上のスイッチでいつでもAMとFMに切り替えでき、ワイドFMも聞くことができます。
ダイヤル型のつまみはチューニングが合わせやすく、スイッチオンでいつものラジオ局が聞こえます。
ケースは白いダンボールでできていて、色を塗ったりシールをはったりして、簡単にオリジナルデザインのラジオがつくれます。
出典:https://www.elekit.co.jp/product/JS-629
特徴として以下の点があります。
- AMとFMの両方に対応
- はんだごてなどの道具がいらない
- 簡単に組み立てられる(約30分)
- オリジナルのデザインにカスタマイズできる
なんといっても、ラジオを作りながら仕組みを学んだり、新たな好奇心の芽生えを促すことが最大の特徴だと思います。
「こんな部品でラジオが動くの?」、「どうやって動いているんだろう?」など、科学への興味がより強くなることが期待できます。
また、実際にラジオは災害時の備えとして実用的である点も魅力的です。
「はこらじ」の作り方
動画でもまとめたので、ぜひご覧になってください。
部品紹介
箱の中に組み立てる部品が入っています。
「基板」と「電池ボックス」と「電子部品」と「スピーカー」がラジオを構成するパーツです。
基板には予めほとんどの電子部品が実装されています。
そのため、抵抗やコンデンサを取り付けるだけで作ることができます。
組み立て
基板に取り付ける電子部品として「抵抗」「セラミックコンデンサ」「電解コンデンサ」があります。
- 抵抗:10kΩ(2コ)
- セラミックコンデンサ:0.1μF(4コ)
- 電解コンデンサ(1コ)
「抵抗」と「セラミックコンデンサ」は向き関係なく取り付けるだけで大丈夫です。
基板に開いている穴に挿しこみます。
注意が必要なのは「電解コンデンサ」です。
「電解コンデンサ」は正しい向きで取り付けないと爆発する恐れがあるので注意して取り付けます。
次に、アンテナをとりつけます。
あとは、「はこ」にスイッチやつまみをとりつけて、中身の線を繋げれば完成です。
実際にラジオを流してみよう
「電源スイッチ」をオンにして、「音量つまみ」を時計回りに回すとスピーカーから音が出ます。
砂嵐のような音が聞こえる場合、「選局つまみ」を少しづつ回して局の周波数に合わせます。
また、「はこ」を開けて「FM」と「AM」を切り替えることができます。
最後に
今回は、エレキットの「はこらじ」を組み立ててラジオを流してみました。
作ってみた感想として、子供でも簡単に作ることができ、普通のラジオとして使える点が魅力的だと感じました。
災害時には「AMラジオ」がとても役に立つので、一家に一台「はこらじ」を置いてみてはいかがでしょうか。