こんにちは! けい(Twitter)です。
普段はプログラミングや電子工作の情報を発信しています。
今回は、子供向けのプログラミング学習キットである「コードランナー」を作って遊んでみたので、レビューをしたいと思います。
目次
コードランナーの特徴
難易度 | ★★★★☆ |
チャレンジ年齢 | 10才 |
工作時間 | 2~3時間 |
コードランナーの特徴は以下の通りです。順に見ていきましょう。
- 子どものプログラミング教育に最適
- ボタンでプログラミング可能
- 3種類のロボットに組み換え可能
子どものプログラミング教育に
「コードランナー」は楽しくプログラミングを学ぶことができます。
私が実際に遊んでみて感じた楽しさが3つあります。
- ロボットを組み立てる楽しさ
- プログラミングをする楽しさ
- 実際にロボットを動かす楽しさ
ただプログラミングを学ぶだけではなく、自分の手でロボットを作り、プログラミングをし、実際に動かすことができます。
このように作っていく過程が楽しくなるように工夫されており、達成感を感じられるようなキットになっています。
ボタンでプログラミングできる
ロボットの頭に5つのボタンが付いています。

このボタンを組み合わせることによって、ロボットに自由な動作をさせることができます。
「お掃除ロボ」や「お絵かきロボ」の場合は以下のように動きが8種類あり、64ステップまでプログラミングできます。
つまり、8の64乗通りの動きを実現できます。

このキットはパソコンがいらないので、そこも魅力的ですね!
3種類のロボットに組み換えできる
左から順に、「ショットロボ」「おそうじロボ」「お絵かきロボ」の3種類のロボットを作ることができます。
何度も組み替えることができるので、飽きることなく遊ぶことができます。
3種類に共通したコアパーツを使いまわすことで、組み換えも簡単になっています。
組み立てに必要なもの
このキットを組み立てるために必要な物を紹介します。
ニッパー
プラモデルを組み立てる用(ゲートカット用)のニッパーが必要です。
プラスドライバー
プラスドライバーがねじを締めるときに必要です。
このような精密ドライバーセットが一つあると便利です。
単4電池
ロボットのバッテリーに必要です。
組み立て動画
組み立てる様子は文章では表現しにくいので、動画にまとめました。
おそうじロボの組み立てに大人が2時間程度かかりました。
プログラミングに挑戦してみよう
実際に組み立てて、ロボットを動かしてみましょう。
今回は、おそうじロボをこのようなコースで動かすことに挑戦してみます。
ゴールに到達したら、スタート地点に戻るようにプログラミングしてみましょう。

ロボットにこのような順序で命令を与えてやります。上の画像の数字の順で考えてみましょう。
- 前進(3回)
- 右に回転(3回)→前進(3回)
- 左に回転(6回)→前進(6回)
- 右に回転(6回)→前進(3回)
- 左に回転(3回)→後進(11回)
この動きは44ステップで構成されているので、あと20ステップの動きを追加することができます。
このように、始めにある程度どのように動かすかを考えることがプログラミング的な思考を鍛えることに繋がります。
実際に動作させた様子を動画にまとめました。
最後に
今回は、子供向けのプログラミングが学べる工作キット「コードランナー」を紹介しました。
この商品はキットとしての完成度が高いと思います。
自分で物を作る楽しさ、プログラミングを考える楽しさ、実際に思い通りに動作する楽しさ、これらを感じられるので、物凄くコスパの高い商品だと思いました。
自分が子供の頃にこういうロボットキットがあれば良かったなあ、と思いました。
子どもにプログラミングの楽しさを伝えたい方はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。