こんにちは! けい(Twitter)です。
今回は、3Dプリンターで「くし」を作ってみたので、まとめていきたいと思います。
なぜくしを作ったかと言うと、くしを使いたかったからです。(そのまま)
目次
使用機材
FLASHFORGE製のAdvenure3を使用しました.
フィラメントは購入時付属のPLAフィラメントです.
3Dモデルを作る
私が使用している3DCADは、Fusion360です。商用利用はお金がかかりますが,個人利用は無料なのでありがたいです.(ブログやyoutubeの利用でも無料です.)
スケッチ①
まず、2次元でスケッチを描きました。
大きさは適当(横10cm)で、それっぽい大きさにしました。
くしの沢山の足みたいな部分は、繰り返しで作りました。
足の幅は2mmで統一しています。細すぎても折れそうだし、太すぎても不格好なので、勘で2mmにしたところ、意外といい感じになりました。
押し出し
先ほどのスケッチを押し出しで、3次元化していきます。
スケッチ②
何もデザインがないのも寂しいので、今回はロゴを入れてみることにしました。
なので、新たにできた立体の表面にスケッチを描いていきます。
フォントはかっこよさげなものにしてみました。
押し出し②、③
「Metaele」のロゴをスケッチで描いたので、ロゴの周りの四角形を押し出していきます。
土台ができたら、さらにここからロゴの部分を押し出します。
フィレット
仕上げに、フィレットをかけて終了です。
くしの足の部分は頭皮に触れる部分なので、丁寧に作業を行います。
先端が良い感じに丸みを帯びていますね。実際の使用感としても、全く痛くないです。
スライスソフトでデータを変換
Fusion360でデータを保存し,stl形式のファイルにエクスポートします.
その後,3Dプリンターのスライスソフトでスライス作業をします.
私は無料で使えるFlashPrintを使いました.
以下の設定でスライスしました。
印刷時間は1時間40分、33レイヤーでした。
完成品
割といい感じに出来ています。「Metaele」のロゴが若干つぶれている感はありますが、まあ許容範囲でしょう。
やっぱりロゴを入れるときは大きめに作らないと、見えにくいですね。
あと、右の方が少し変形してしまっています。これはプリント中に浮いてしまったからです。
平べったいものを印刷すると浮きやすいので、もし作る機会があったらステージにのりを付けることをお勧めします。
肝心の使用感ですが、既製品のくしと遜色なく使えています。(既製品のくしをここ10年くらい使っていないんですけどorz)
まとめ
久しぶりにくしを使ってみたいな、と思って自作したんですが、くしって意外と便利なんですね(笑)
寝ぐせも割とくしだけで綺麗になるので、毎日お世話になっています。
需要はないと思いますが、一応stlデータを公開しておきます。
stlデータ(Thingiverse)
プレゼントにも??
唐突ですが、プレゼントにお困りのあなた、手作りの「くし」を送ってみてはいかがでしょう。
そこにはきっと、高価なプレゼントよりも価値があるでしょう。(←なわけ
ではまた!