こんにちは!けい(Twitter)です。
今回は、新しくRaspberry Piを始めてみたい方に向けて、おすすめのスターターキットをご紹介していきます。
目次
始めに:ラズパイを買う時に注意したいこと
まず、スターターキットを選ぶにあたって、注意するべきことがあります。
それは、①技適マークがついている、②周辺機器がそろっているものを選ぶことです。
二つ目の周辺機器ですが、ラズパイ本体だけを買ってもラズパイは動作しません。
本体に加えてsdカード、hdmiケーブル、ラズパイ用電源、ケース、ヒートシンク、等々
これらが必要なので、初めてラズパイを触る人は周辺機器がセットになったものを買うことをおすすめします。
それでは、これらのことを満たしているスターターキットを見ていきましょう。
ラズパイ4 スターターキット
このキットはこんな方におすすめ
現時点でラズパイ4が最新のRaspberry Piです。
今から始める人や、初めてラズパイに触る人にはラズパイ4がおすすめです。
なぜなら、他のラズパイと比べて性能が格段に向上していますし、普通のLinuxパソコンとしてストレスなく使えるからです。
また、プログラミングの学習においても、画像処理などの重たい計算も難なく行えるので向いていると言えます。
内容物
- ラズパイ4本体 (技適付き、メモリ4GB)
- 32GB SDカード
- 電源アダプター
- ケース(ファン付き)
- ヒートシンク
- microHDMIケーブル(2本)
- USBカードリーダー
- 日本語説明書
ラズパイ4は発熱対策をしないといけないので、ファン付きケースが付いているのがおすすめポイントです。
また、それぞれを個別に買うよりも圧倒的に安いのでコスパ良く、しかも簡単にラズパイ4を始められるのでおすすめのキットです。
ラズパイ3B+ スターターキット
このキットはこんな方におすすめ
ラズパイ3は、ラズパイ4の次に性能が高いRaspbery Piです。
ラズパイ4とそこまで変わりませんが、性能が少し低い分コストを抑えたい方や、サーバーなどの長期運用のため消費電力を抑えたい方におすすめです。
ラズパイ4よりも性能は低いですが、普通にLinuxPCとして使用できますし、ある程度高度な処理が可能です。
ですので、「ちょっとラズパイ触ってみたいけどラズパイ4は高いな」という方にもおすすめです。
内容物
- ラズパイ3B+本体 (技適付き)
- 32GB SDカード
- 電源アダプター
- ケース(ファン付き)
- ヒートシンク
- HDMIケーブル
- 有線ケーブル
- USBカードリーダー
- ドライバー
- 日本語説明書
ラズパイ4との違いは、microHDMIケーブルではなく、HDMIケーブルでディスプレイに接続する点です。
ラズパイZero WH スターターキット
このキットはこんな人におすすめ
ラズパイZeroはRaspberry Piの中でもサイズがとてもコンパクトです。
小さくて人気のラズパイZeroですが、初心者にはおすすめしません。
なぜなら、性能が低いのはもちろんなんですが、拡張性に乏しいからです。
ラズパイ4やラズパイ3b+はUSBアダプターがあるので、キーボードやマウスなどをそのままラズパイに接続することができます。
しかし、ラズパイZeroはmicroUSBアダプターしかないため、USBハブを買ったり変換ケーブルなどを用意する必要があります。
このような面倒くさい作業で挫折するのはもったいないので、ある程度知識がある人におすすめです。
具体的には、センサーで長期的にデータを取得する場合や、複数のラズパイzeroを使ってIOTシステムを構築するなどの用途に向いています。
内容物
- ラズパイZero WH本体 (技適付き)
- 32GB SDカード
- 電源アダプター
- ケース(3種類)
- miniHDMIケーブル
- microUSB – USBTypeA 変換アダプター
- カメラ用ケーブル
このキットはケースが用途に合わせて3種類のモードチェンジを行えるのが特徴です。
最後に:迷った時は
以上3つのスターターキットを紹介してきました。
どれもバラバラで買うよりもコスパが良く、手軽に始められるものをチョイスしました。
ラズパイを始める理由は人それぞれだと思いますが、具体的に何がやりたいかは分からないけど何となくやってみたいという人もいるかと思います。自分もその一人でした。
そんな方はラズパイ4を買っておけば後悔しないと思います。
ラズパイ4ならラズパイで出来ることは全てできるからです。
自分自身も、もし今から始めるなら絶対にラズパイ4を買います。
一つ目の技適マークですが、日本国内で電波を発生させる電子機器には総務省の許可(技適マーク)が必要です。
海外サイトで買う場合には技適マークがついていないラズパイが売っているので、知らずに法を犯していることになりかねません。
そのため、技適マークをついているもの必ず買う必要があります。